Yahooサイトマップの超簡単な作り方

●ヤフーにはグーグルの半分程しかインデックスされてなかったよ●

Googleからの訪問者が圧倒的に多いこのブログですが、Yahoo!検索についてはとても弱く、ヤフーの検索結果からはグーグルの半分以下の訪問者しか送ってこないです。

もちろん外部リンク対策やヤフーのカテゴリ登録などを何もやってないので、それが原因で上位表示されないから当然だといえば、まったくもってその通りなんだけどね（笑）

でもまあ原因をいろいろ調べてみたところ、この画像のようにヤフーのインデックスには１１ページしか収集されてなかったことが判明。この数は同じ時期のグーグルのインデックスページ数の約半分ですね。

インデックスされていない（ページ収集プログラムにキャッシュが収集されていない）ってことは、ヤフーがページの存在を認識していないということなので、そのページは当然ながら検索対象にはならないです。

これはあまりにももったいないので、前々から存在だけは知っていたYahooサイトマップ（Yahoo Site Explorer）を作ってみることにしました。だってさ、Googleサイトマップの威力を見ちゃったら、どうせ無料だからやってみようとか思っちゃうよねｗｗ

そうそう、ページのインデックス数は少なかったんですが、バックリンク（外部被リンクページ）はしっかり解析されていて９３個も認識されていました。

ただヤフーの場合はテーマが同一ページのバックリンクを重視する傾向があるから、数だけが多くてもあまり意味は無いんだけどね。



●Yahooサイトマップ（Yahoo Site Explorer）の作り方●

ここからの作業は全部英語のページでの作業になります。なるべくスクリーンショットを多用してわかりやすく説明しますが、英語の苦手な人はごめんなさいです（笑）

また、ヤフーサイトエクスプローラーはYahoo.comのサービスなので、日本のヤフージャパンの検索結果にどのように影響するのかは、あくまで好影響があるという噂レベルの話です。

通常のヤフー登録へのリンクも張っておくので、メンドクセーやという人はそちらへどうぞｗｗ


通常のヤフー検索エンジン（ＹＳＴ）登録
（ヤフージャパンのログインが必要）

ヤフーサイトエクスプローラー（Yahoo! Site Explorer）の登録
（Yahoo.comのログインが必要＆メタタグ設置＆認証作業が必要）


ヤフーサイトエクスプローラー（ヤフーサイトマップ）の設定作業の流れは、グーグルサイトマップのケースと全く同じです。「ヤフー（Yahoo.com）のＩＤを取得」→「サイトマップ用のメタタグ作成」→「メタタグをブログテンプレートへ貼り付け」→「確認終了待ち」といった流れです。

グーグルサイトマップ（Google Sitemap）の作成方法については、こちらの記事を参照してください。

Googleサイトマップの日本一簡単な作り方



ＦＣ２ブログを例に出して説明してありますが、ライブドアブログ・シーサーブログ・ＤＴＩブログなど、ＨＴＭＬテンプレートがカスタム出来るブログであればどれでも使えます（シーサーのみ稼動を確認済み）。


また、「俺ぁ、英語のページを見たらアレルギーが出るんだよ！」という人は、エキサイトの全文翻訳サービスを利用してくださいな♪

エキサイト翻訳




１、ヤフーサイトエクスプローラー(Yahoo! Site Explorer）にＵＲＬを入力

まずは上記のリンクで、Yahooサイトマップ（ヤフーサイトエクスプローラー）を開き、赤枠で強調した入力欄に、サイトマップを設置したいサイトのＵＲＬを入力して、「Add My Site」ボタンを押します。

そうそう、一番上の大きいＵＲＬ入力欄にＵＲＬを入力して、「Explorer URL」ボタンを押すと、ヤフーのデータベースにインデックスされているページの状況やバックリンクの状況が確認できますよ（上述のスクリーンショット）。




２、ヤフー（Yahoo.com）のＩＤを取得する

手順１で「Add My Site」ボタンを押すと、ヤフーＩＤを入力させるこの画面にジャンプします。

米国ヤフー（Yahoo.com）のＩＤを持っている人は、ＩＤとパスワードを入力すればいいですが、そうでない人はヤフージャパンのＩＤとパスワードを入力してもダメですから、気をつけてください。

当然、ヤフージャパンのＩＤしかもっていないので、赤枠で強調した「Sign UP」をクリックします。そうすると、ＩＤ取得のための項目記入ページへジャンプします。




３、ヤフーＩＤ取得のための必要項目を記入する

手順２で「Sign UP」をクリックすると、この入力画面へジャンプします。

ここに、氏名・住所・希望するヤフーＩＤ・連絡用メールアドレスなどを入力します。正直に入力する必要がないのは当たり前ですから、適当に入力します（笑）

上から順に説明していきますね。


・First Name 欄・・・名前です。例えば「Jhon」等と入力します。

・Last Name 欄・・・苗字です。例えば「Smith」等と入力します。

・Preferred content 欄・・・残念ながらYahoo! Japanはリストにないので「Yahoo! Asia」。

・Gender 欄・・・性別です。Jhon Smith は男なので「Male」を選びます。

・Yahoo! ID 欄・・・最初の文字をアルファベット小文字にして、英数小文字でＩＤを作成します。重複エラー等が出ると面倒なので適当に文字を混ぜて作るといいです。辞書に出てくるような英単語を使うと、まず何らかのエラーが出てはじかれます。

・PassWord 欄・・・パスワード入力欄です。６文字以上の半角英数です。

・ Re-type password 欄・・・パスワード再入力欄です。先ほどのパスワードを再入力します。

・Security question 欄・・・「秘密の質問」です。パスワードを忘れた際に使います。

・Your answer 欄・・・「秘密の質問」の答えです。ペット名を質問にして答えを「pet」にしたらエラーが出たので、普通に答えた方がよさそうです。

・Birthday 欄・・・誕生日です。

・Zip/Postal code 欄・・・郵便番号の入力欄です。適当に入力しても大丈夫でしょうが、いちおう日本の実在の郵便番号を入れたらエラーは出ませんでした。

・Alternate Email 欄・・・連絡用メールアドレス入力欄です。このあと、認証用の確認メールが送られてきますから、実在する使えるメアドを入力します。念のために捨てメアドを使うのが無難です。

・Enter the code shown 欄・・・画面に表示されている「崩れた文字画像」をキーボードで入力します。


ここまでの入力が終わったら、画面一番下の「I Agree」ボタンを押します。



４、ヤフーＩＤ取得時の入力項目の確認

手順３の入力が問題なければこの画面が出てきます。

確認のメールを送りましたなどと言っていますが、読めない人は読まなくても大丈夫です（笑）

この画面では先ほど入力された項目をもう一度表示して、内容が正しいか確認させています。

ＩＤやパスワードなどを控えておくために、この画面のスクリーンショットを保存するか、内容をコピペしておきましょう。

入力内容に問題がないようであれば、赤枠で強調した「Continue to Yahoo!」ボタンを押します。




５、Yahoo!.comからの確認メールを開いて認証用リンクをクリックする

ヤフーからはこの画面のようなメールが送られてきます。

アメリカのメールなので、当然のようにＨＴＭＬメールです。

テキストメールしか受け取れない設定になっている人は、設定変更してＨＴＭＬメールを受信できるようにしましょう。

メールを開いたら、赤枠で強調した「Important! Click here to activate your new account.」のリンクをクリックします。

このリンクをクリックしないと、先ほど作成したＩＤが有効になりませんから、忘れずにクリックしてください。




６、メール記載のリンクから確認画面を開きパスワードを入力する

「Important! Click here to activate your new account.」のリンクをクリックすると、この画面が開きます。

赤枠で強調した入力欄に、先ほどの手順３で入力したパスワードを入力します。入力が終わったら、入力欄の下にある「Verify」ボタンをおします。

そうそう、Verifyってのは「認証」とか「確認」とかの意味です。




７、ヤフーＩＤ（米国ヤフーのＩＤ）が作成されました

手順６の「Verify」ボタンを押すとこの画面が表示されて、先ほど入力した米国ヤフーＩＤが使えるようになります。

赤枠で強調した「Continue to Yahoo!」をクリックします。

手順１の状態からログオフなどをしていなければ、ヤフーサイトエクスプローラーの画面が表示されるはず。

うまく表示されない場合は、手順１に戻って改めてＵＲＬを入力し、手順２で表示されるＩＤ入力画面で、今回取得した米国ヤフーのＩＤ＆パスワードを入力してください。




８、Yahooサイトマップ（Yahoo Site Explorer）用のメタタグを取得する

手順７でヤフーサイトエクスプローラーに米国ヤフーのＩＤを使ってログインしたら、メタタグ取得画面を表示させます。

画面上部に赤枠で強調した「Authentication」タブをクリックしてこの画面を表示します。画面の下のほうに四角く赤枠で強調してあるのが、あなたのブログに貼り付ける専用のメタタグです。

Yahooサイトマップの作り方は、ここで説明するメタタグによる方法とサイトマップファイルをアップする方法の２種類あるんですが、面倒なのでメタタグのみ説明します（笑）



先ほどと同じ画面を、わかりやすいように一番下までスクロールしてみました。

赤の四角枠で囲んだメタタグをコピーして、ブログのＨＴＭＬテンプレートの＜head＞部分に貼り付けたあとで、丸い赤枠で囲んだ「Ready to Authenticate」ボタンを押します。

ですから、このウィンドウは開いたままにして、ブログの設定画面を開くのがいいです。このウィンドウを閉じてしまった場合は、改めてログインしてこの画面を表示する必要があります。




９、ブログのＨＴＭＬテンプレートにメタタグを貼り付ける

手順８の画面は開いたままにして、ブログの設定画面を開きＨＴＭＬテンプレートをカスタム出来る状態にします。

ＨＴＭＬテンプレートのソースをいじれる状態にしたら、＜Body＞要素の上にある＜head＞要素の部分にこのタグを貼り付けます。

画面の赤枠で強調した部分が、貼り付けたヤフーサイトマップのメタタグです。

この記事ではＦＣ２ブログを例に出して説明していますが、シーサー（SeeSaa）ブログ・ＤＴＩブログ・ライブドアブログなど、ＨＴＭＬテンプレートがカスタム出来るブログであれば、ヤフーサイトマップ（Yahoo Site Explorer）は設置できると思います。

このあたりの設置方法はグーグルサイトマップ（Google Sitemap）と同じですね。




１０、「Ready to Authenticate」ボタンを押してクロウラーを待つ

手順９でYahoo Serch Explorerのメタタグを、ブログのＨＴＭＬテンプレートに書き込み終わったらブログを更新します。

そして、ブログの更新が終わったら、手順８で開いたままにしておいた、ヤフーサイトマップの作業画面で「Ready to Authenticate」ボタンを押します。

ボタンを押すとこの画面へ移動し、Status（状態）欄が「Pending（待機中）」になります。

グーグルサイトマップを作成した場合もそうでしたが、クロウラーが申請を受けたページを訪れてデータの更新があるまでしばらくかかりますので、それまではここの表示は「Pending」のままです。



一晩たって改めて確認してみたところ、ステータス欄の表示が「Pending（待機中）」から、「Authenticated（確認済）」になりました。




１１、サイトマップをヤフーに登録する

手順１０まではサイトＵＲＬの登録をしただけです。

まだサイトマップの登録作業が残ってますので、最後にサイトマップファイルのＵＲＬを登録します。

手順８で「Authentication」タブをクリックしてメタタグを取得しましたが、その左側には、「Feeds」というタブがあります。

ここにはサイトマップファイルとＲＳＳフィードを登録します。（画像はＲＳＳフィードのＵＲＬを登録する場合の画面です）

ＵＲＬを登録する場合は、画面の赤い四角枠で強調した入力欄に、ＵＲＬを入力します。トップページのＵＲＬは既に記入されていますから、続きの部分から入力することになります。


サイトマップファイル（sitemaps.xml）を登録する場合は、入力欄に「sitemaps.xml」と入力して「Add Feed」ボタンを押します。 こちらの登録作業は必ず行います。


サイトマップのＵＲＬ登録を行ったら、同様にＲＳＳフィードのＵＲＬを登録します。

ＦＣ２の場合は新着記事のＲＳＳフィードのＵＲＬはトップページのＵＲＬに「?xml」を追加しただけなので、入力欄には「?xml」と入力して「Add Feed」ボタンを押します。

すると画面のように、赤枠で強調した部分に「/?xml」と表示され、ヤフーがＲＳＳを受けられるようになりました。


これでヤフーサイトマップ（ヤフーサイトエクスプローラー：Yahoo Site Explorer）の設定作業はおしまいです。



●ヤフーサイトエクスプローラー設置の効果●

ヤフーサイトマップを作って設定した後で、インデックスされているページの数を確認してみたところ、サイトマップの設置前は１１ページだったのが３２ページに増えていました。

また、バックリンクの数も９３個から２８３個に増えていましたので、ヤフーサイトマップは効果がありそうな感じですね。

ただ、これはあくまでもYahoo!（米国ヤフー）のサイトマップで、肝心のヤフージャパンのサイトマップを設定したわけではないので、ヤフージャパンの検索結果にどういう影響があるのかは、残念ながら未確認です。

もっとも、米国ヤフーのインデックスに登録されると、ヤフージャパンのインデックスにも登録されるというのが通説とされていますから、それなりの影響はあるのではないでしょうか。



＜追記＞
あくまでも自分の場合ですが、ヤフージャパンのインデックスページ数も１４ページ→３２ページに増えていました。ヤフーサイトエクスプローラーの効果があったということでしょうかｗｗ

インデックスページの調べ方などは、こちらの掲示板の書込みを参考にしてくださいね。

→アクセスアップ質問所（発言２８）